晴天の奈良 前編
ゴールデンウイーク前の晴れた平日、いてもたってもいられなくなって出かけることにしました。
本当に気持ちのいい晴れた朝、「どこかに行きたい!でも洗濯も・・・。」といつもの欲張りで、出かけるのは少々遅くなったけれども、
「こんな日は絶対若草山でおにぎりがたべたい!」
というのと、先日のドラマ「鹿男あをによし」のロケ地を行ってみたいと思い、奈良へ出かけることにしました。
まず、ちょっと遠いので金券ショップで乗車券を購入、往復でかなりお得になったけど、手渡された切符はなんと片道4枚。それだけでちょっとした旅の気分です。
といっても今回はJR線を利用したので乗り換えは少なく、快適です。
お得な切符を利用すれば私鉄のほうがお安く行け、バスも乗り放題なのですがなんと言っても乗換えが多く時間もかかります。
今回はレンタサイクルを利用してバス利用はない予定なので早くいけるJRで行きました。
電車の待ち時間の間に「ハートイン」でおにぎり弁当とお菓子類を購入して電車を待ちました。
車内では地図をチェックしてコースを確認・・・何とかなりそうです。
大阪からは「大和路快速」・・この名前だけでもわくわくする単純な私です。
ゴールデンウイーク直前のこの日は時間もお昼近かったこともあって大阪から座っていくことが出来ました。読書もはかどり、うれしくなります。
法隆寺駅を出る頃には気分が盛り上がってきてもう一度地図を取り出して確認しました。
と、もう奈良に到着。レンタサイクルもすぐに見つかり、さっそく最初の目的地の大安寺に
向かって駅前の道を南下します。春日中学、農協を過ぎて、大安寺交差点を西に入り、間もなく到着しました。
がん封じで知られるこのお寺の歴史は古く、その創建は聖徳太子の時代にさかのぼり、平城遷都により、この地に移されたとされています。奈良時代には国の筆頭寺院として繁栄したといわれていますが、その後地震などにより伽藍は消失してしまいました。
大安寺のすぐ近くの推古天皇社を通り過ぎ、大安寺交差点までまた戻り、今度は北上しないで東へ向かいました。まっすぐにひたすら走ると桜井線京終(きょうばて)駅につきあ
たり、そこから北上し、ならまち、しもみかど商店街、もちいどの商店街、ひがしむき商店街をつきぬけ、ようやく近鉄奈良駅前にたどりつきました。ドラマではこの駅前にある行基上人の噴水が映っていたような記憶があります。そんなことも思い出しつつ、次の目的地に向かって登大路を渡ってまだ北上します。ひがしむききた商店街を抜けてようやく東に向かい、国道369号線を転害門前交差点まで北上、ようやく次の目的地の転害門に到着しました。
転害門の横を通って大仏池に向かう途中、レトロな校舎のある鼓阪小学校がありました。大仏池から眺める東大寺大仏殿の横顔は最高の景色とあって、スケッチをする人の姿がありました。大仏殿の鴟尾が金色に輝いてとてもきれいでした。「鹿男あをによし」では何度かこの風景も映っていましたし、クライマックスの「儀式」に使われた水もこの大仏池の水でしたね。
そんなことを思い出しつつ、また自転車を走らせると、東大寺講堂跡に到着。ここは主人公や藤原先生が鹿と対話する場面で何度も出てきましたね。礎石があり、確かに沢山の鹿がいました。沢山の木もあり、奈良出身の中西保志さんが子供の頃、せみを採りに行っていたというところはこのあたりなのかなとも思いつつ、正倉院のほうに向かいました。
正倉院は外からながめるだけでしたが、その大きさをしっかりと感じることが出来ました。正倉院は世界遺産ときいていたのですがその中の「お宝」は世界遺産ではないらしく、その建物だけが世界遺産なんだそうです。光の加減で校倉造がうまく写真に写っていませんが、考えていたよりも大きなものでした。以前読んだJRのパンフレットには鑑真和上が伝えたと言う薬物も保存されていて現在でもその薬効は失われていないとのこと。先人の保存技術の素晴らしさに驚いたことをこの建物をみて思い出しました。
さて、この日の私のもうひとつの目的は30年ぶりに三月堂(法華堂)に行くことでした。この日は遠足や修学旅行の子供たちも多く訪れていて、大丈夫かなぁ・・・と思いつつ行ってみました。(写真は二月堂です)二月堂は子供たちでいっぱいでしたが、三月堂ははいってみてびっくり。参拝者は少なく、外の喧騒をよそにまったく違う世界でした。薄暗い静寂の中で奈良天平時代(一部鎌倉時代)の仏像をゆっくりと眺めることができました。











