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1934年生まれの光源氏

080923_113001 9月15日「たこJAZZ in 大蔵海岸」に行ってきました。

当日はあいにくの雨。晴天ならば十六夜の月に照らされながら海岸の組み立て式能舞台で行われるはずでしたが、市民会館へ舞台を移して行われました。

「明石の君」にちなんで京都や滋賀とともに源氏物語千年紀を記念してイベントを明石市はいくつかイベントを行っていて、そのひとつがこのライブだったのです。

出演は神戸出身のジャズピアニスト小曽根実さん率いる小曽根実クインテット。

いよいよ開演となり、場内暗転・・・と流れてきた音楽はジャズとは程遠い邦楽に源氏物語のナレーション。なんだか不思議な始まり方です。

そして、ジャズメンたちは扇子を持って登場。最後尾の小曽根さんはよたよたしながら登場、どうやら今日のメインである小曽根さんは「光源氏」に仕立てられている様子です。

そしてオープニングは「OPUS1/2」・・・しっかりジャズでほっとしました。

「こんばんはー。」関西イントネーションであいさつされました。

このひとことで会場の雰囲気が和んだ気がしました。

ジャズと言うのでちょっと気取ってというイメージがあったのですが、そこは神戸それも西神戸にゆかりのある小曽根さんです、終始関西なまりのままでお話をされ、海辺に住んでいたころに台風に遭われたお話など地元ならではのお話を沢山してくださいました。

演奏された曲はスターダスト、AVALONなどスタンダードな曲が中心でしたが、途中に阪神戦の途中経過も伝えられ、地元色のあるステージで、この日のためにアレンジしたと言う「阪神タイガースの歌」(通称「六甲おろし」)も飛び出しました。

サービス精神旺盛な小曽根さんはおしゃべりも楽しく、後半にはヴォーカリストの古田照美さんをむかえてますます盛り上がりました。

1934年生まれの小曽根さん、来年は後期高齢者だと嘆いておられましたがまったくその年齢を感じさせない演奏には感動しました。

息子さんの真さんと同世代の私にとって小曽根さんは親世代です。まだまだ日々研鑽して私も頑張ろうとおもいました。

そして、類まれな才能に恵まれていながら地道な努力を続けられている真さんの音楽に対する態度と言うのも親譲りなのかもしれないなとも思いましたね。

明石市主催のイベントとあって行政の方の堅苦しいお話もあるのかと思っていたのですがそういうものはまったくなく、途中に何度か源氏物語の明石の君の部分のナレーションが入っていました。

そのたびに源氏物語千年紀のイベントだったことを思い出すといった感じでした。

予定通りに能舞台で行われたのならばいい雰囲気だっただろうと思いましたが、ホールではちょっと不思議な感じでしたねぇ。

でも小曽根さんも言われていましたが音響の考えられたホールでのステージは、音が散らないのでそれもよかったのではないかと思いました。

小曽根さんは、NHK神戸放送局の「ニュース神戸発」金曜日の「ジャズライブ神戸」にご出演されているとのこと、私はまだ見たことはないのですが是非見てみようと思いました。

先日、新聞を見ていましたら今度は10月13日「タコタコ・ジャズ・フェスティバル」が明石公園で開かれるとのこと。

http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001463431.shtml

昨年は魚の棚商店街で開かれ、盛況だったとのことで、「たこの街」は最近、ジャズづいているようです。

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